自分の性に強い違和感を抱く鹿児島県内の中学1年の女子生徒(13)が、男子が着る学生服での登校を求めている問題で、学校は4月の新学期から学生服での登校を認めた。
生徒や教師、保護者に理解と協力を求めながら生徒を支援していくという。
両親によると、生徒は3歳頃から自分を「僕」と呼ぶようになり、スカートなどの服装を極度に嫌がった。中学入学後はセーラー服を着るだけで吐き気をもよおすようになり、両親に悩みを打ち明け、9月からは体操服姿で登校していた。
学校はこれまで「前例がなく、ほかの生徒への精神的ショックが大きい」として、学生服の着用は認めなかった。しかし、生徒の訴えや性同一性障害とした専門家の診断で、学生服の着用を認めた。名前も変更し、学校で「男子」として扱われるようになる。
母親(41)は「これからが本当の試練だが、娘が自分らしく生きていけるよう、家族で支えあって乗り越えたい」と話している。
校長は「議論を尽くした結果であり、全力でサポートしたい」と話している。
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